勿来の関公園
奥州三古関のひとつである「勿来の関」が位置する勿来地区は、古くから東北の玄関口としての役割を果たしてきた歴史性を有するとともに、県境地域に連なる山岳地に代表される豊かな自然環境を有しています。
その中で、本市観光の南部拠点のひとつである勿来の関公園は、古くから桜の名所として、県内外の人々から親しまれている風致公園です。
奥州三古関のひとつである「勿来の関」が位置する勿来地区は、古くから東北の玄関口としての役割を果たしてきた歴史性を有するとともに、県境地域に連なる山岳地に代表される豊かな自然環境を有しています。
その中で、本市観光の南部拠点のひとつである勿来の関公園は、古くから桜の名所として、県内外の人々から親しまれている風致公園です。
勿来の関公園内にある詩歌の小径では、勿来の関にちなみ詠まれた歌などの碑をご覧いただけます。
平安時代に和歌に多く詠まれた「勿来の関」の歴史と自然環境を活かした勿来の関公園内にまた一つ新しい施設が誕生しました。平安時代の代表的建築様式である寝殿造(しんでんづくり)の建物は見るものを引き付けます。
今から千年ほど前、なこその関で、道をおおいつくさんばかりに、花が散っていました。陸奥守兼鎮守府将軍をつとめた源義家は、つぎの歌を詠みました。
「吹風を なこその関と おもへども 道もせにちる 山桜かな」
この歌にちなみ、名付けられたのが「吹風殿(すいふうでん)」です。歌が詠まれた平安時代の邸宅を模した体験学習施設は、今まさに、現代の歌人を待っています。
来館者の皆様には、平安時代の雰囲気を味わい、体験していただく憩いの場、歴史・自然に触れ合う総合学習の場、野点、歌会、伝統芸能などの発表の場としてご利用いただけます。
施設のご利用については、一般財団法人いわき市公園緑地観光公社までお問い合わせください。
一般財団法人いわき市公園緑地観光公社
〒972-8321福島県いわき市常磐湯本町上浅貝110-33 21世紀の森公園
いわきグリーンスタジアム1F
TEL:0246-43-0033 FAX:0246-43-1401